このときに釣った魚を料理しておいしくいただきます。
ネンブツダイとクロホシイシモチは似ている
前回、夜釣りで釣れたお魚さん達がこちら。
meikaはこやつらをネンブツダイかと思っていたんですが、違いました。
こやつらの名前は、クロホシイシモチというらしいです。
出典:WEB魚図鑑
似てるんですが、ネンブツダイには目のあたりに黒い横線が入っています。
あと、背びれあたりにも長く横線が入ってますね。
私が釣ってきた魚には以上の特徴が見られないため、クロホシイチモチでした。
クロホシイシモチの唐揚げ
イシモチという名前の魚は、石持ちという名前通り、頭の中にある、耳石という骨の部分が大きくて硬いそうです。
ネット検索したところ、頭は捨てて、身を唐揚げにするのが小魚のセオリーみたい。
単純に頭を落とした方が内臓も取り出しやすく、食べやすいからかもですが。
ですが、今回は10センチもしないので、よく揚げれば骨ごと食べられるんじゃないかなーと。
以前、サビハゼも頭ごと唐揚げにしたらおいしかったし。
そして何より、頭を捨てちゃうと、小さいし食べる部分が減ってもったいないので…。
私の中のもったいない精神が、捨てるなと言っているんだ…。
ということで、肛門から包丁を入れて腹を開き、内臓を取り出して捨て、あとは小麦粉をまぶすだけ。
こういう唐揚げ粉を使ってももちろんおいしい。というか、魚の唐揚げ用の粉なんて売ってたのか…。
小さいので鱗やトゲもそのままで揚げてみることに。
18匹いたので、9匹ずつ揚げる。
揚げている間に、残りの9匹の処理も済ませる。
しかし、目を離すと…
あちゃー。残りの魚の下処理に集中してたら、やっちまった…。
途中で我慢できず、強火にしたのもよくなかった。
焦げ、というか完全に炭のにおいがするので油を変えて残りを揚げることに。油断せず行こう。
今度はいい感じ!
焦げたのと差がえぐいな。
おいしい!骨も頭も問題なく食べられる!
が、食感はいいとは言えないな…。食べられるんだけど、耳石のせいなのか、砂みたいにじゃりじゃりする。
大げさに言ってるのではなく。これ子供だったら絶対に食べないだろうな…。
大人でも食感が嫌という人のほうが多いと思う。うーむ。
頭ごと食べるためには、調理方法を研究していく必要があるな…。
クロホシイシモチのふりかけ(唐揚げのリメイク)
失敗して焦げたほうの唐揚げは、サクサク感強め、お味は炭っぽさ抜群だったため、ふりかけにリメイクしてみることに。
まずは、焦げた唐揚げを潰す。
こういう芋つぶし、ポテトマッシャーと呼ばれるような器具があると便利。
潰すときに、嫌な奴の顔を思い浮かべるのもおすすめだ。しかし力加減には気を付けよう。
これをフライパンに移し、弱火で味をつけて絡ませる。
今回はゴマを入れて、味付けは醤油、はちみつ、さんしょう、などで作ってみた。
鰹節や海苔を加えると、なおいいと思う。
完成。
うーん、ふりかける要素がないな。やっぱ佃煮か。
水分をもっと飛ばさないとふりかけとは呼べないかも…。
炭の味を隠すために、多めにはちみつを入れたが、ご飯と食べるには甘すぎたな…。
でも焦げた状態と違って、普通に食べられるレベルにはなった。
潰しているから、耳石のじゃりじゃり感もないし。
クロホシイシモチを頭ごとおいしくいただくには、一度揚げてから、ふりかけや佃煮にしてしまうのが正解なのかも。
甘い味と山椒の組み合わせは好きなので、こちらもまた挑戦したい。
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