このブログでも何回か書いている、ソフトテニス界の不祥事。
ついに国内唯一のソフトテニス雑誌「ソフトテニスマガジン」においても取り上げられました。
ソフトテニスマガジンとは
通称:ソフマガ
毎月発行される、ソフトテニスの専門雑誌。
硬式テニスに比べてソフトテニス(軟式テニス)は人気がないため、雑誌はこれしかないのである。(正確には、中学生向けの雑誌が以前は隔月発行されていたのだが、不人気なのかいつの間にか年に数回に変わってた…)
この間何気なくソフマガについてツイートしたところ、「ソフマガってなんですか?」と聞かれた。
そりゃそうだ、はっきり言ってマイナー競技の雑誌の略称なんて、愛好者以外にはわかるまい…。
ソフトテニス界においては常識、というか毎月発行される雑誌はこれしかないのである。
有名選手や実力選手の連続写真による技術紹介ページがめちゃくちゃ参考になるのだ。そして自分の世界も広がる。
最初はどの選手がどこ所属なんて全くわからなかったのが、何か月も購読していると、あれよあれよとソフトテニス沼へハマってしまう、危険な雑誌なのだ。
ソフマガが不祥事について触れた
このブログでも何度も取り上げてきた、集団でおこなわれた、東日本インカレにおいての不正行為。
処分を下し、それを発表したのは現時点では早稲田大学のみ。他の大学はだんまりといった状態が続いています。
そんな中、この件について、ソフトテニスマガジン10月号ではガッツリ話題に触れていました。(といっても1ページだけなんだけど…)
正直、びっくりしました。
スルーして沈静化するのを待つものだとばかり思っていたので…。
お偉いさん達に忖度するものだとばかり思っていました、すみません…。
さすがにひどいし内容が馬鹿げてるもんな…。
これで取り上げなかったら不自然だし、取り上げざるを得ないか…とも思うが、理由はどうあれ素晴らしいと思います。
中でも、びっくりしたのは、世界選手権の日本代表に選ばれた、早稲田大学の上松選手と内田選手が不正行為に関わったことを明確にしたことですね(※関わったのは彼らだけではない)。
所属している早稲田大学軟式庭球部はホームページでは関係者を処分したことは明らかにしつつも、どの選手とは明記していません。
まあみんなもうわかってることではありますが…。
しかもすごいのは、批判口調で書いてるんですよ。
文末なんて、「ジュニアからシニアまでプレーしている各年代の人たちを馬鹿にしたような出来事だった」と。
その通りなのですが、ここまで書くとは予想外でした。
次号以降も不祥事についての特集は組まれるようですね。
ソフトテニスマガジンしか、ソフトテニス雑誌はないですので、お偉いさんに忖度せず、きちんと悪い面も報道していってほしいと思います。
ジュニア世代から指導者などの大人も買う雑誌だしね…。
個人的には、ソフマガのこの記事を読んだジュニア世代の子たちは不正行為はしないでしょうし、取り上げたことは非常に有意義だと思います。
インターハイ号だからと楽しみにしてたけど、不祥事についてのインパクトが強すぎましたね…。
あとはまあ…尽誠学園の団体・個人の2冠もすごいのですが、せっかく女子の埼玉平成高校は初優勝したのに、表紙を飾らせてもらえないのは少しかわいそうでしたね…。
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