東日本インカレのシングルスにおいて、発生した不祥事。
早稲田大学のほうでも通知が出ていたので載せます。
不祥事に早稲田大学が関与
早稲田大学は、ソフトテニス界において圧倒的な強さを誇る大学です。
男女ともに強いですが、特に男子においては強豪中の強豪。
毎年、高校時代に活躍した選手たちが数多く進学し、そして卒業後も実業団などで活躍している選手が多いです。
全日本メンバーや日本代表も数多く輩出しています。(もともと強い人が集まるので、当然と言えば当然ですが…)
補欠に全日本メンバーがいたりと、層の厚さが半端じゃない。
そんな早稲田大学軟式庭球部、不祥事に関わってしまったことは確定のようです。
出典:早稲田大学軟式庭球部
上記を読んでいただければわかりますが、まとめると
- シングルスの大会で他大学の学生とペアを組みダブルスの試合をした
- 関係各所にはすでに謝罪済み
- 関わった選手は無期限の謹慎処分
- 一週間に一度は部長に反省文を提出
- 本人達は自主的にボランティア活動に取り組み、反省中
大学生にもなって、一週間に一度の反省文て…。
何を書くんでしょう。「ダブルスをしてしまい、申し訳ありません」とか?…全然アイデアが浮かんできません。
…私自身、中学生のころ、冬に遅刻をして、寒い美術室で反省文を5枚ほど書かされ、なかなか書けずに苦労した記憶がありますが…。
これはかなり恥ずかしいと思います。
ついにソフトテニスマガジンでもこの不正行為について触れられましたね…。
謹慎、2か月ほどで解除されたようです。
謹慎処分について思うこと
無期限の謹慎処分、これは当然でしょう。
というか、してしまったことの大きさを考えれば、退部させられなかっただけありがたい、と思うしかないですね。
おそらく一般入試ではなく、スポーツ推薦などで入学しているし、今まで数多くの結果を残す選手だからこそ、退部にならなかったのかもしれませんが…。
これを補欠がやってたら退部だったかもしれませんね…。そういう面でも、優遇されているよなぁというのが正直な感想。
現在、不正行為に関わった早稲田大学の2選手は、「自主的な」ボランティア活動に取り組んでいるようです。
言葉として矛盾していますが、罰として課せられたボランティアではなく、自らの意思で行うボランティアという意味です。
そもそもボランティアという言葉自体が、本来は自主的な活動を指すのですが…。
まあ実際は誰かに、するように促されたんでしょう。ですが、しない善よりする偽善のほうが、助かる人がいるのでいいと思います。
ただ、するなら清掃活動やスポーツ関連のボランティアとかより、福祉関係のボランティア活動に取り組んでもらいたいと思います。
いろんな立場の人に出会うことで、今までは気づかなかったことに気付けることがあるので…。
彼らも一度、ソフトテニスという狭い世界から離れて、ボランティアを通していろんな人と関わり、いろんな世界を見たほうが、その後の人生のためにも、いいんじゃないかと思います。
ボランティア活動で何が変わるか
私自身、大学生の時に、様々なボランティア活動にも参加しました。
障害者施設の体験や、福祉イベントの補助、お祭りや清掃活動…。
特に福祉関係のボランティア活動というのは、学生のうちに一度はやってみたほうがいいと思います。
間違いなく、自分の世界が広がるので、おすすめです。
様々なことに感謝できるようになります。また、人間としての幸せとはなんなんだろう、といったことを考えさせられるようになります。
福祉の現状や裏側を見たりできるのも、言い方は悪いですが、自分の人生にとって得です。
ソフトテニスを楽しめるだけの健康や環境があるのは、当たり前のことではないのです。
学生時代、チームメイトだった私の友人は仕事中に大けがをして、走ることができなくなりました。
彼は卒業してからテニスは辞めていましたが、あえてしないのと、したくてもできない、というのは違いますからね。
でも、こういうことって、自分の身の回りに起こらないとわからないことなんです。みんなそう。
彼らがボランティア活動を通して、そういったことを少しでも想像できるようになったり、他人の気持ちを少しだけ考えられるようになるきっかけになればいいなと思います。
なんかやたらボランティア活動を進めてしまったな…。
※ちなみに、不正試合に関わったのは、早稲田大学だけではありません。
名前は出していませんが、処分を公表しているだけ、まだマシといえるかもしれません。
今後、他大学も含め、詳細な発表気になるところですね…。
声出しについての記事はこちら。
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